男性は頼られると好きになるって本当?
頼られるとしんどいんじゃない?迷惑になるんじゃないかな…と思って、なかなか遠慮してしまう女性…!
いやいや、男性は頼られると嬉しいんです。そして好きになってしまうのです。それには心理学的にも説明できるんですよ。
目次
人は助けた人に対して好意を持つ
助けた人に対して好意を持つ。人間にはこんな心理があります。
それはなぜかというと、人間には行動と気持ちが矛盾するのを嫌う傾向にあるからです。
思わず困っている人を助けてしまったとしましょう、その時に嫌いな人を助けてしまったりすると、【気持ちは嫌い→助ける行動】がすごく不快に感じてしまうんです。
人の心って、行動と気持ちの矛盾を許さない、気持ち悪くなるのでそれを解消しようとする動きにいきます。
この心理を認知的不協和理論といいます。
この認知的不協和理論の例として例えられるのが、イソップ童話の酸っぱいブドウの話です。
キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、届かない。何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか。」と捨て台詞を残して去る。
この場合は欲しくてたまらなかったブドウを努力しても取れなかったので、そのブドウの事を価値がないものだと切り捨てることで、キツネは心の平安を得たんですね。
ブドウを取れなかった行動に対して、「どうせマズイんだから取らなくて良かった!」」という風に、ブドウに対する気持ちを切り替えるという事です。
このように人の心理としても、別に好きじゃなかったけど、助けていくうちに好きになってしまった!というのは
無意識的に「こんなに助けちゃって俺、この子の事好きなのかも。」と段々修正していくようになるわけですね。
面白いですよね。しかしこの認知的不協和理論、考えてみると色々と納得する事が多いわけです。
つまり甘え上手・頼る女性が強い!
よくドラマや漫画とかでもありますね。主人公が好きな人とうまくいきそうな時に、絶妙なタイミングで何かトラブル起こしたり、助けを求めてくる女性がいて、男性はそっちに行ってしまう。
そして結局、その男性はちょこちょこ頼ってくる、か弱い甘え上手な女性の方とくっついてしまう…みたいなやつです。
ドラマを観ている方としては、「あ~!なんでそっちにいくのー!」「ていうか、邪魔すんな!」みたいに思ったりしますが(汗)、現実としてはそういう女性にやっぱりチャンスが回ってきやすいというか、恋のチャンスを物にしているといえますね^^;
よく男性は頼られると弱い…なんていうのって、認知的不協和理論も関係しているんですね~。か弱い女性は守りたくなるというのも、ほおっておけない!守る→好意へと変換みたいな。
お前は一人でも生きていけるだろう…
つきあっていた彼氏が浮気して、そっちの女の方と付き合うために、「お前は一人でも大丈夫だろ。あいつは俺がいないとダメなんだ。」的な事言うのにも、この心理、この認知的不協和理論が働いていますよね。
仕事忙しいだろうし、迷惑かけないようにとか、遠慮してた…大人の女性として振る舞っていた…!!のに、「お前は一人でも生きているとかなんだソレ(怒)」って感じですが、頼られて相談に乗っているうちに好きになっちゃったから、今度はそれを正当化するために、俺の彼女は「強いから俺がいなくても大丈夫」的な理由くっつけてくるみたいな。
まー、結局のところ、適度に頼ったり助けてもらったりするシチュエーションっていうのは、大事って事ですね!
甘え下手な女性、ついつい自分でやっちゃう女性は気をつけてくださいね~~~。なんというか人間の心ってそういう側面があります。
理屈じゃなく、行動が先に来て気持ちがそれに合わせちゃう。
なんでもそうですが、人は自分を完全に否定することはできないです、難しいです。だから正当化しようとします。辻褄あわせをしようとするんです。
男性と頼られると嬉しいが要求多いのはNG
では適度に頼るのが良い、助けを求めるには…って事なんですが、なんでもかんでもあれやってーこれやってーのお姫様状態では「ウザイ」「しんどい」と思われますよね。
このあたりの適度に頼る、ちょうどよい頼り方ですが、ものすごい大変な事を頼んでおいて苦労している彼に「◯◯さんなら簡単だと思ったのに~」なんて事は口が裂けても言わない方がいいですね(汗)
パソコン関連、機械関連とか、女性が苦手だとやりがちなんですが、自分は出来ないくせに、え、◯◯さんも出来ないの?的な事をサラっといっちゃうと、かなりイラつきます(笑)じゃあお前やれよ、と。
おすすめは彼の得意分野でヘルプを頼む事ですね。なるべくあまり時間が取られない方がいいですが、例えば車をいじるのが大好きな彼なら、車の事でちょっと相談に乗ってもらうとかですね。
あくまでも、あまり負担にならないものを頼むようにした方がいいです。図々し過ぎる頼みは男女共に嫌われますので注意。
ただ…え、ちょっとそれ図々しくない?というようなお願いをする女性って意外と男性をゲットしている傾向あるんですよね…。男性の懐に入り込むのがうまい女性いますよね…
一般的な頼られると嬉しい男性心理についてサクっと解説
- 助けを求めることで絆が深まる
男性は、女性から頼られることで「自分に必要とされている」と感じます。彼らにとって、女性からの信頼と頼りにされることは、関係をより深める絶好のチャンスです。 - 自己肯定感を高めるきっかけに
頼られることは、男性の自己肯定感を高める効果があります。自分が相手の問題や困難を解決できると認められることで、自信や自己価値感を得ることができます。 - 協力や支援を通じた成長感
頼られることは、男性にとって自身の成長を感じる機会でもあります。女性が彼らに課せられた課題や困難に向き合う中で協力し、支援することで、成長の実感を得ることができるのです。 - 相互の信頼関係を築く大切な要素
頼られることは、相互の信頼関係を築く上で重要な要素です。お互いに頼り合い、助け合う関係を築くことで、絆が深まり、より健全なパートナーシップを築くことができます。
まとめ
男性は頼られると嬉しいものです。人の心として何度か助けている行動に矛盾が生じないように、助ける行動→好意を持つという風に辻褄を合わせようとしていきます。
なので、好きな人には少し頼ってみるのはおすすめです。迷惑になるかも…と全く頼らないでいると、他の甘え上手な女性の元にいってしまう場合も(><)